命を左右する緊張感があり、あらゆる状況の患者さんやご家族と対面しなければならない医療現場は、心がすり減りやすいハードな場所です。
相手のネガティブな感情に引っ張られてしまったり、想定外の事態にパニックになりそうになったりする場面もあるでしょう。
そんな過酷な環境の中でも、自分の心を守りながら健やかに働き続けたいなら、感情を上手くコントロールする術を活用するのが有効です。
強いストレスや不安を感じた瞬間、まず実践してほしいのが、その場でゆっくりと行う深呼吸です。
息を深く吸い込み、それよりも時間をかけて細く長く吐き出すことで、高ぶった神経が落ち着きを取り戻し、冷静な判断がしやすくなります。
それでも、どうしても感情が爆発しそうになり、苦しい状態が続くなら、一時的にその場から離れて物理的な距離を置くことも大事です。少しの間だけ、目の前の視界や空間を変えるだけで、高まった感情をクールダウンさせることが可能となります。
さらに、勤務が終わった後、その日のモヤモヤをリセットする方法として、自分の気持ちをノートに書き出す感情日もおすすめです。
悔しかったことや悲しかった感情を素直に言葉にして書き出すことで、心のモヤモヤを吐き出せるだけでなく、頭の中も整理されます。
結果、心の癖やストレスの引き金がどこにあるのかを客観的に見つめられるようになります。
感情の波に振り回されない自分に近づきたいのなら、ぜひこれらの方法を試してみてください。